赤ちゃんがどのような場合に予定帝王切開になるのか、調べてみました。
予定帝王切開になるケース
逆子
逆子とは、赤ちゃんの頭がお腹の中で上を向いている状態のことを言います。
逆子の状態で膣分娩を行うと、お産に時間がかかったり、へその緒が赤ちゃんにからまり、赤ちゃんに酸素が行かなくなる場合もあります。
逆子には、色々な形があり、赤ちゃんの格好によっては膣分娩が可能になるケースもあります。
前置胎盤
前置胎盤とは、通常子宮の上にあるべき胎盤が、下に出来てしまい子宮口を塞いでいる状態のことを言います。
赤ちゃんが出てくるところに胎盤があるので、膣分娩ができません。
しかも、前置胎盤はハイリスク妊娠の一つと言われていて、妊娠中に出血したり、帝王切開の手術の時も出血が多くなるケースがあります。
多胎妊娠
多胎妊娠とは、双子や三つ子を妊娠していること。
双子や三つ子を妊娠すると、一人を妊娠している妊婦さんに比べて妊娠中毒症など、妊娠時のトラブルになりやすい傾向にあります。
赤ちゃんの向きによって自然分娩にするか、帝王切開にするか決めることが多いようです。
一人でも逆子になっていると、帝王切開になるケースがあります。
骨盤が狭い
ママの骨盤が狭いと、赤ちゃんの頭が骨盤を出られません。
レントゲンなどで確実に骨盤のほうが狭い、と分かった時は帝王切開になりますが、骨盤のサイズの問題の場合、膣分娩をする場合が多く、お産の途中で無理だと分かった時に緊急帝王切開になるケースが多いです。
私の友人がそうだったんですが、最初のお産で骨盤の問題で帝王切開になった場合、2人目も帝王切開になると思っていたほうが良いようです。
子宮筋腫
子宮筋腫とは、子宮にできる腫瘍(こぶ)です。
腫瘍と言っても良性で、8割~6割の女性が持っているもので、小さいものであれば膣分娩で出産できます。
帝王切開になる場合は、腫瘍が大きかったり、子宮口をふさぐような位置にある場合です。
前回帝王切開
前回の出産時に帝王切開をしていると、子宮の傷跡が薄くなる場合があります。
出産時に傷跡が破裂してしまう恐れがあるので、帝王切開になる場合が多いです。
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